こんにちは。院長の大嶋です。
”美容内科” という言葉を聞いたことがありますか? ”美容内科” と聞いてどのようなイメージをもたれますか?
1.美容内科とは
昨年10月に美容皮膚科、美容外科と共に美容医療を支えていくため、美容内科学会が発足いたしました。元来から内科学が重要視してきたエビデンスに基づく医療を、できるだけ美容医療にも落とし込めないか、という学会の理念があります。
美容内科のカタチはクリニックによって本当に様々です。そして、そのどれもが間違っていないと思いますが、先述の通り、なるべくエビデンスに基づいた医療が望ましいことは言うまでもないでしょう。
2.当院での取り組み
当院が実践する美容内科的アプローチは大きく分けて4つです。
①分子栄養学に基づく体調管理
健康診断やかかりつけ医での検査では何も異常がないのに、つらい症状(頭痛、生理痛、腹痛、不眠、便秘、集中できない、痩せにくい、etc.)にお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。また、働き盛りの人々やスポーツをされる方の中で、今よりもパフォーマンスを上げたい、という方もいらっしゃるでしょう。そのような方々に血液検査で現在の栄養状態を把握し、正常値ではなく、理想値に近づけることで、不調や不定愁訴を減らし、日々のパフォーマンスを上げていただくサポートを行います。
②点滴による美容内科
美容点滴というとよく耳にするのが、 “白玉点滴” や “高濃度ビタミンC点滴” 、などではないでしょうか。これらを美容の観点だけではなくて、美容内科的な観点からも体調管理に非常に重要な意味を持ちます。例えば、白玉点滴にはデトックスに有効なグルタチオンが含まれていますし、高濃度ビタミンC点滴はシミだけではなく、がん予防や免疫力UPにも効果を発揮します。お肌悩みと体調のお悩みに合わせて、一石二鳥で点滴を使うことが可能です。
③各種検査による予防医療
栄養療法や点滴療法の実践も、もちろん未病やがん予防につながり、予防医療の範疇に入ります。あるいはダイレクトにがん遺伝子、肥満遺伝子、アルコール遺伝子といった遺伝子検査をすることで、自身のカラダの傾向を知る、という方法があります。結果に基づき予防できることをお伝えしてまいります。
④美容皮膚科とのかかわり
上述した内容以外にも様々な美容内科的アプローチがあります。腸育(腸活)もいい例です。一番重要な事として、美容内科的アプローチを美容皮膚科の治療と並行させることでより一層、皆様にキレイになっていただく、ということが挙げられます。美容内科を実践されている患者様は本当に心身ともにフレッシュで美しくなられています。
3.美容内科医療を受けるには
まずは診察にて医師が直接カウンセリングをさせていただき、どのような検査、栄養(サプリメントなど)、点滴などが必要かをオーダーメイドで提案させていただきます。当院ではゴールを定め、そのゴールに向かって患者様と一緒に治療を進めてまいります。その中で最終的には患者様がご自身でもある程度、自分にはどういう治療が必要なのかを判断できるようになるまでサポートさせていただきます。
少しでも美容内科にご興味を持っていただけましたか。
ただみんなが飲んでいるサプリメントをやみくもに飲むのではなく、しっかりとご自身に足りないものを把握して飲むように、根拠に基づいて皆様の健康と美をサポートさせていただきます。皆様のご来院を心からお待ちしております。