今回は当院の一番根幹となるコンセプトのお話になります。
1.美容医療における美容内科の立ち位置
かねてから、美容皮膚科的な治療に加え、美容内科的なアプローチを好んで診療に用いています。”キレイ”を求めてご来院されている方のほとんどが、”キレイ”になるためのベースの栄養素が不足されております。完璧な方を見たことがありません。
現在、肌育の概念が定着し、お肌の全層治療が重要視されているのと同様、お肌も身体の一部なので、身体は全ての根本です。健康で健やかであってこそ、さらに美肌治療の効果が出てまいります。お肌の全層治療の最後のピースは実は身体の健康そのものなのです。
美容内科と美容皮膚科は足し算ではなく、”かけ算”であることをしっかりと皆様に知っていただきたい、と常日頃思っています。
目指すのは美容皮膚科と美容内科の”かけ算”の実践です。
2.具体的には
僕の診察では、お肌悩みをしっかりと伺い、患者様に必要な肌治療の提案をし、それに加えて、肌管理や体調管理に必要な栄養素(主にビタミン、ミネラル)の話を必ずお伝えしています。必要であれば腸皮膚相関の観点から、腸内環境を整える話もさせていただいております。
(腸皮膚相関のお話は長くなるので今後お伝えしてまいります。)
内面ケアの重要性をご理解いただき、実践してくださる患者様もたくさんおられます。客観的データとして、今後学会などでお示しするつもりですが、美容皮膚科と美容内科のかけ算がうまく実践できている患者様はお肌悩みの解消も早いですし、活き活きとされ、心身ともにキレイになられています。患者様からもそのようなお声をいただき、ご好評いただいております。
(※具体的には、血液検査をし、不足している栄養素を解析します。僕がお一人お一人丁寧にデータのコメントを作成しています。
体調や、お肌のトラブルになり得る客観的な証拠を見つけるのには血液検査はとてと有用です。保険診療では正常値を求めますが、ここでいう血液検査では身体やお肌のパフォーマンスが整う理想値を設定して、それに向けて食事、サプリメントでサポートしていきます。)
3.少しでも美容内科治療を取り入れましょう
騙されたと思ってやってください、とは言いません笑
お話を聞いていただいて、ご興味を持ち、少しでもやってみたいな、と思った時が美容内科の登場です。いつでもご提案できる準備は整っておりますので、お気軽にご相談ください!
“かけ算” めちゃくちゃ楽しいですよ!