「内側からのアプローチで、美しさを最大限に引き出す。」
大阪・北堀江の SD C5 CLINIC 院長、大嶋です。
私たちは 美容皮膚科と美容内科 の両面からアプローチし、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。
特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
お一人おひとりの悩みに寄り添い、美容皮膚科施術と美容内科のバランスを丁寧にカウンセリングしながら、最適な治療プランをご提案させていただきます。
「最近、疲れやすい」「肌がくすんでいる」「老けた気がする…」

もしこんな変化を感じているなら、それはグルタチオン不足が原因かもしれません。
当院でも人気の白玉点滴の主成分であるグルタチオンですが、実は美白だけでなく、解毒・抗酸化・エネルギー産生など、私たちの健康にとって欠かせない役割を果たしています。今回は、その本当の魅力についてお話しします。
1 グルタチオンとは

グルタチオンは、グルタミン・システイン・グリシンの3つのアミノ酸から構成される強力な抗酸化物質です。
肝臓で生成され、活性酸素の除去・解毒・免疫調整などの重要な働きを担います。
特に、メラニン生成を抑えて肌の透明感を高めることから、美白・エイジングケアの分野で注目されています。
しかし、加齢・ストレス・環境要因によって体内のグルタチオンは減少するため、食事・サプリ・点滴での補給が推奨されます。
2 なぜ現代人はグルタチオンが不足しやすいのか

現代社会では、ストレス・紫外線・環境汚染・食品添加物・加齢などにより、体内のグルタチオンが大量に消費され、不足しがちです。
研究によると、慢性的な酸化ストレスはグルタチオンの枯渇を引き起こし、細胞の老化や免疫機能の低下を招くことが示されています※1。
また、肝臓の解毒機能においても重要な役割を果たすため、アルコールや加工食品の摂取が多い人ほど消費が激しくなることも指摘されています※2。
3 美容皮膚科におけるグルタチオンの役割

グルタチオンはメラニン生成を抑制し、肌のくすみを改善するため、美白・透明感向上の目的で用いられます※2。また、抗酸化作用により紫外線や環境ストレスによる酸化ダメージを軽減し、シワやたるみを予防します※3。さらに、皮膚の炎症や色素沈着を抑える働きがあることも報告されており、ニキビ後の色素沈着改善やエイジングケアにも有効です※1。
4 美容内科におけるグルタチオンの役割
グルタチオンは、肝臓での解毒作用を担い、アルコールや食品添加物、重金属の排出を促進するため、デトックス治療の中心成分です※4。また、酸化ストレスを抑えることで慢性疲労や免疫力低下を防ぎ、健康的な体内環境を維持するのに役立ちます※5。さらに、抗酸化機能によるミトコンドリアの保護作用が報告されており、細胞レベルでのアンチエイジングに貢献することが示唆されています※3。
5 グルタチオンの摂取方法

グルタチオンを効率よく取り入れる方法として、食事・サプリメント・点滴の3つが挙げられます。食品では、ブロッコリー、アボカド、ほうれん草、にんにくなどがグルタチオンの生成をサポートします※5。また、N-アセチルシステイン(NAC)やビタミンCを含むサプリメントは、体内でのグルタチオン合成を促進すると報告されています※2。ただし、経口摂取では吸収率が低いため、即効性を求める場合は点滴療法が最も効果的です※3。点滴では直接血中に取り込まれるため、肝臓の解毒や美白・抗酸化作用を最大限に発揮できます※6。
6 グルタチオンでビタミンを再利用
グルタチオンは強力な抗酸化作用を持ち、酸化したビタミンCやビタミンEを再利用できるため、細胞の酸化ストレスを効率よく抑えます※5。さらに、ナイアシン(ビタミンB3)がNADPHを介してグルタチオンを還元型に戻し、抗酸化機能を持続させることが知られています※2。また、グルタチオンはクエン酸回路(TCA回路)にも関与し、ミトコンドリアの機能をサポートしながらATP(エネルギー)の産生を促進します※3。このように、グルタチオンは抗酸化・エネルギー産生の両面で体の健康維持に不可欠な役割を果たします。
グルタチオンは、美白だけでなく、解毒・抗酸化・エネルギー産生など、私たちの健康に欠かせない成分です。「内側から美しくなる」 という当院のコンセプトにもピッタリな成分であり、グルタチオン点滴はその効果を最も効率よく得られる方法です。
ぜひ、SD C5 CLINICの白玉点滴で、身体の内側からキレイを目指しましょう!
参考文献
※1 Integr Med (Encinitas). 2022 Sep;21(4):16-19
※2 Indian J Dermatol Venereol Leprol. 2016 May-Jun;82(3):262-72.
※3 Mol Biotechnol. 2021 Feb;63(2):150-155.
※4 S Afr Med J. 2016 Jul 6;106(8):782-6.
※5 Integr Med (Encinitas). 2022 Sep;21(4):16-19.
※6 S Afr Med J. 2016 Jul 6;106(8):782-6.