「内側からのアプローチで、美しさを最大限に引き出す。」
大阪・北堀江の SD C5 CLINIC 院長、大嶋です。
私たちは 美容皮膚科と美容内科 の両面からアプローチし、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。
特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
お一人おひとりの悩みに寄り添い、美容皮膚科施術と美容内科のバランスを丁寧にカウンセリングしながら、最適な治療プランをご提案させていただきます。
「なんとなく顔がぼやけてきた」と感じることはありませんか？
「最近、フェイスラインがぼやけてきた気がする…」「横顔に自信がなくなってきた…」「口元のもたつきや二重顎が目立つようになった…」
このようなお悩み、実は下顔面の衰えが原因かもしれません。
私たち日本人は、もともと顎の骨が小さく、加齢とともに後退しやすいという特徴があります。
そのため、30代のうちから顔の黄金比が崩れ始め、フェイスラインのぼやけや口周りのもたつきにつながるのです。しかし、多くの方は「たるみ」や「脂肪」のせいだと思い込み、本当の原因が骨格の萎縮にあることに気づいていません。
今回は、下顔面の衰えが老け顔を引き起こすメカニズムと、それをヒアルロン酸注入で補正する方法について、医学的エビデンスを交えて解説します。
1 日本人のフェイスラインが崩れやすい理由
✔ 理想の黄金比「1:1:0.8」
美しいとされる顔のバランスは、上顔面（額）・中顔面（鼻～口）・下顔面（口～顎）が1:1:0.8になること。
しかし、日本人はもともと顎が小さく、横から見るとEラインが整いにくい傾向があります。実は下顔面が弱点であることが多いのです。
✔ 加齢による「顎の後退」
過去の論文によると、加齢とともに顎の骨は後退し、フェイスラインが崩れることが分かっています※1。
特に30代から骨の萎縮が始まり、下顎のボリュームが減少することで、口元のもたつきや二重顎が目立ちやすくなります。
✔ 顎が後退すると顔全体に影響が出る
フェイスラインがぼやけると、顔の輪郭が不明瞭になり、口元が前に出て見えることでEラインが崩れ、皮膚や脂肪が支えを失い、たるみやもたつきが目立つようになります。
つまり、下顔面の衰えは「老け顔」の原因になってしまうのです。
2 ヒアルロン酸注入で下顔面を補強する
✔ 「たるみ治療」だけでは不十分！
多くの方は「フェイスラインをすっきりさせたい」と考えたとき、HIFUや糸リフトを選びます。しかし、土台となる骨格が萎縮している場合、たるみ治療だけでは根本的な解決になりません。
✔ 顎と下顎線（JWコード）へのヒアルロン酸注入が有効！
ヒアルロン酸注入により、失われた下顎のボリュームを補い、フェイスラインをシャープに整えることができます※2。特に、アラガン社のMD Codes™で定義される「顎（Cコード）」と「下顎線（JWコード）」への注入を組み合わせることで、より自然で洗練された輪郭を作ることが可能です。
3 下顔面のヒアルロン酸注入のメリットと医学的根拠
メリットとしては、フェイスラインをシャープにし、引き締まった印象に、横顔のEラインを整え、美しいバランスを実現、マリオネットライン・口元のもたつきを改善、二重顎を目立ちにくくする、などが挙げられます。
では、その根拠や安全性をお示しします。
研究によると、アジア人女性に対するヒアルロン酸による三次元的な顔面リモデリングでは、多くの患者がフェイスラインの改善に満足したと報告されています。
特に、顎と下顎線を補強することで、輪郭のシャープさと顔全体のバランスが向上することが確認されています※1。
さらに、ヒアルロン酸フィラーの後ろ向き研究では、4500名の患者を対象にした結果、遅発性有害事象（腫れや結節）は0.98%と低く、安全性が高いことも示されています※2。
ヒアルロン酸で下顔面の支えを補うことで、フェイスライン全体の印象が引き締まり、より洗練された美しさを実現できます。
4 あなたのフェイスライン、実は変えられる！
下顔面は、顔全体の印象を決める重要なポイント。
日本人は顎が小さく、加齢とともに骨の萎縮が起こるため、30代からフェイスラインがぼやけやすいという特徴があります。
しかし、顎（Cコード）と下顎線（JWコード）にヒアルロン酸を適切に注入することで、骨格を補強し、シャープなフェイスラインを手に入れることが可能です。
「なんとなく老けた気がする」「顔がぼやけてきた」と感じる方は、一度ご相談ください。
黄金比に近づくフェイスラインで、理想の印象を叶えましょう！
参考文献
※１ Young Asian women undergoing three-dimensional facial remodeling with hyaluronic acid fillers: A retrospective study of 320 patients
※２ Late-onset adverse events following hyaluronic acid filler injection: A retrospective review of 4500 patients
