【美容内科アプローチを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江の SD C5 CLINIC 院長、大嶋です。私たちは 美容皮膚科と美容内科 の両面からアプローチし、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。
特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。お一人おひとりの悩みに寄り添い、美容皮膚科施術と美容内科のバランスを丁寧にカウンセリングしながら、最適な治療プランをご提案させていただきます。
「1日9~10時間は寝ています。」MLBで世界を驚かせる大谷翔平選手の言葉です。
彼の圧倒的なパフォーマンスの背景には、栄養・トレーニング・そして「質の高い睡眠」があります。実は、睡眠は非常に効果的な“美容医療”の一つでもあることをご存知でしょうか?
今回は睡眠がテーマのお話です。
1 睡眠が不足すると、美容にも健康にも影響が…
我々人間は1日の3分の1は寝ています。
一生涯にすると25-30年程度です。人生のかなりの時間を睡眠に充てているのは有名な話ですよね。
睡眠中には「成長ホルモン」が分泌され、細胞の修復や再生が行われます。

しかし睡眠不足が続くと、「肌荒れ・ニキビの悪化」、「慢性的なむくみ」、「免疫力の低下」
「食欲の乱れや体重増加」など、見た目にも内面にも悪影響が出ます。
まさに “美は眠りから” とも言い換えることができるのです。
2 栄養から見た“良質な睡眠”とは?
現代はストレスやスマホなどの影響で、「眠れているようで、質が悪い」という人がとても多くなっています。
そこで美容内科的に重要になるのが、良質な睡眠に関わる栄養素やサプリメントの活用です。

体内の睡眠ホルモンであるメラトニンは、次のようなステップで合成されます。
トリプトファン(必須アミノ酸) → セロトニン → メラトニン
そしてこの代謝経路をスムーズに進めるには、以下の栄養素が不可欠です↓↓
・ビタミンB6(特にセロトニン合成に重要)
・マグネシウム(酵素反応の補助)
・亜鉛(神経伝達物質の代謝や安定化)
つまり、栄養バランスが整っているからこそ、自然な眠りが促されるのです。
これらが不足している場合はサプリメントや点滴で補う必要があります。
3 科学的に示された「睡眠を改善するサプリメント」
2020年に発表された31件の無作為化比較試験(RCT)を分析したシステマティックレビューによると、アミノ酸、ビタミンD、メラトニンのサプリメントが主観的な睡眠の質を有意に改善すると報告されています※1。
特にメラトニンは、体内時計を調整するホルモンで、睡眠の導入やリズムの安定に深く関わっています。

ドクターズサプリメントに関しては、ご来院が難しい場合でも当院のLINE@から購入も可能です。
メラトニンの購入は診察が必須になりますが、電話診療でのご対応も可能です。
一度、クリニックのLINEにてお問い合わせください。
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4 美容内科でできること

当院では、睡眠の質に悩む方に対して、
まず栄養検査(血液検査)解析による不足している栄養の特定をします。
不眠の方はたいていマグネシウムや亜鉛、ビタミンBが不足し、自律神経が乱れています。
次いで、不足した栄養素を適切な量、サプリメントや点滴で補います。
また、実際にメラトニンを処方し自然な睡眠を促す方法もございます。
僕自身も長年メラトニンを愛用しています。余談ですが、メラトニンは最強の抗酸化作用を持つサプリメントの一つなのです。
このように睡眠が安定しない根本的な原因を追究し、患者様それぞれに合ったアプローチをご提案しています。
ただ寝るだけではなく、「栄養×眠り×再生」の視点から、明日の肌・カラダ・パフォーマンスを変えていきませんか?
最後に
大谷選手のような最高のパフォーマンスは、実は「寝てつくる」ことも重要です!
あなたの美しさや元気も、まずは今日の夜の眠りから始まっています。
あなたの“睡眠力”、内面から整えてみませんか?
参考文献)
※1:Chan V, Lo K. Efficacy of dietary supplements on improving sleep quality: a systematic review and meta-analysis. Postgrad Med J. 2022 Apr;98(1158):285-293. doi: 10.1136/postgradmedj-2020-139319. Epub 2021 Jan 13. PMID: 33441476.