【美容内科×美容皮膚科コンビネーションを用いて、本来の美しさのポテンシャルを引き出す】
大阪・北堀江の SD C5 CLINIC 院長、大嶋です。
私たちは 美容皮膚科と美容内科 の両面からアプローチし、外側だけでなく、体の内側から本質的な美しさを引き出す治療を提供しています。
特に、分子栄養学を活かした美容内科アプローチ により、肌の健康を根本から支えることを大切にしています。
お一人おひとりの悩みに寄り添い、美容皮膚科施術と美容内科のバランスを丁寧にカウンセリングしながら、最適な治療プランをご提案させていただきます。

「サプリって、飲み始めたら一生続けないといけないんですか?」
よく患者様からいただくご質問です。確かに、毎日コツコツと続けるのは大変ですし、ふと「これ、いつまで飲むの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
しかし、サプリメントは“薬”とは違います。
“体に足りていない栄養素”を“補う”という、もっと身近なものなのです。
今回はサプリメントとの付き合い方についてお話していきます。
1.サプリメントは「一生モノ」ではなく「食事の延長」

サプリは薬のように「症状を抑える」ものではなく、「食事では補いきれない栄養素をサポートする」ためのものです。
サプリで栄養を補うことで、体内の様々な代謝や反応がスムーズになり、普段感じるしんどい症状(疲労感、頭痛、肩こり、生理痛、気分の落ち込みなど)をやわらげていくことになります。
たとえば鉄分やビタミンB群、マグネシウムなど、現代の食生活では不足しがちな栄養素は数多くあります。
これらをしっかり補うことで、体調面の改善はもちろん、肌の再生力や免疫力向上、炎症の改善、肌治療効果の底上げにもつながります。
2.「やめられない」ではなく「やめたくない」に変わる

一度栄養が整って、肌荒れや疲労感の改善などを実感した方は、「サプリやめたらまた戻りそう」と感じることが多いです。
というのは、サプリメントを始める前よりも、ご自身の体調や状態についてよくわかるようになります。
例えば、「外食で脂っこいものを食べたし、お酒も飲んでしまったな、今日は脂質代謝、アルコール代謝に関わるサプリを普段よりも少し多めに摂取しよう」、
と考えられるようになってきます。
ご自身で自分の主治医になるような感覚です。これは体が “本来あるべきいい状態” を知った証拠。
可能な限り日々良い状態に近づけたい!と思うようになります。
このようにサプリの体感が出てくると、「やめられない」ではなく「やめたくない」に変わるのです。
3.実際いつまでサプリメントを摂取する必要があるのか

十分な栄養状態が維持されていれば、サプリメントを中断しても大丈夫なのでしょうか?
個人的には、 “ご自身が体調管理や肌管理に何を求めるか” 、によって変わってくると考えます。
健康の上に美容が成り立ちます。
サプリメントや点滴で得られる栄養はまずは体調管理に消費され、続いて肌管理に使われる、というイメージです。
つまり、美容目的であれば、より多くの栄養素を摂取する必要があります。
サプリの摂取期間は本当にそれぞれだと思います。
また、栄養状態はライフスタイル、環境変化、ストレスなどで常に変化していきます。
当院では定期的に血液検査による栄養解析を用いてチェックを行いながら、「今、本当に必要なサプリは何か!」を患者様と共有しながらご提案させていただいております。
4.結論

日々変わりゆく栄養状態を見極めながら、必要な量を必要な時に補う。
「サプリは一生摂らないといけない?」のではなく、ご自身で、ご自身のニーズに合わせた栄養をご自身で判断して摂取できるようになるのが重要と考えます。
美容医療の効果を最大化し、体のベースを整えるためには、栄養は必須中の必須です。サプリメントは比較的手軽に始められる美容医療の一歩なのです。
「自分にとって何が必要か?」を定期的に見直しながら、栄養のプロと一緒に “今のあなたにベストな栄養補給” を続けていきましょう。